薬について

正しくお薬と付き合うには

薬にしっかりとその効果を発揮してもらうには、用法・用量を守ることが大切です。それは安全性の面でも非常に重要なことです。当薬局ではお薬をお渡しする際に丁寧にご説明いたします。わからないことがあれば何でもお気軽にご質問ください。また市販薬をご利用の際は、説明文書をよく読んでからご使用ください。また文書は保管し、いつでも読めるようにしておきましょう。

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お薬は飲むタイミングが大切です

お薬は決められたタイミングで飲まないと、せっかくの効果が弱くなってしまったり、副作用が生じてしまったりすることがあります。抗がん剤や解熱消炎、鎮痛薬などは副作用としてアナフィラキシー(急性の過敏反応)を引き起こす可能性もあります。お薬は必ず決められたタイミングで飲むようにしましょう。

朝昼晩の食事に合わせて飲むお薬について

食前

  • 食事の20~30分前(胃の中に食べ物が入っていない時)に服用するものです。
  • 食べ物や胃酸の影響を避けたい薬や血糖値を下げる薬(糖尿病薬)、食欲増進剤、吐き気止め、一部の漢方薬などがあります。

食間

  • 食事と食事の間、目安として食事を終えてから2時間後に服用するものです。
  • 刺激が少なく、空腹の状態で飲むと吸収が良い薬や胃の粘膜を保護する効果のある薬などがあります。

※食事中に飲むということではありません。

食後

  • 食事の20~30分後まで(食べ物が胃の中に入っている時)に服用するものです。
  • 食べ物と一緒のほうが、吸収や効果がよい薬、胃粘膜を刺激しやすく空腹時に飲むと胃を荒らす恐れがある薬などがあります。

決まった時間や症状に応じて飲むお薬について

就寝前

  • 就寝の30分くらい前に服用するものです。
  • 睡眠薬や便秘薬、胃酸の分泌を抑える薬、喘息の薬などがあります。

指定された時間

  • 検査前投与のお薬などで、「○時間おきに内服」「○時に内服」といった時間を指定されるものがあります。指定時間以外に服用すると検査ができなくなる場合もあります。

頓服

  • 発作時や症状がひどいときに服用するものです。
  • 頓服薬と呼ばれ、解熱剤や咳止めなどがあります。

お薬を飲み忘れてしまったときは、医師や薬剤師に相談しましょう

お薬を飲み忘れた場合などに、まとめて2回分服用したり、決まったタイミングではない時間に服用したりすることはお控えください。薬によっては効果を発揮しないだけでなく、副作用のリスクが高まってしまいます。たとえば食事の直前に服用する一部の糖尿病の薬では、食後に飲んでしまうと低血糖状態に陥り、重症の場合、意識を失うことがあります。

薬を飲み忘れた場合の対応は、事前に医師や薬剤師に確認しておくことが大切です。わからない場合は、医師または薬剤師にご相談ください。

お薬の飲む量や服用期間を守りましょう

お薬にはあらかじめ飲む量や服用する期間が決められています。決められた量よりも多く飲んだからといって効果が高まるわけではなく、むしろ副作用や中毒が現れて危険な場合が少なくありません。

また症状が良くなったからといって途中で飲むのを止めてしまうと、病気が完治しなかったり、再発したり、さらには悪化してしまうこともあります。抗菌薬に関しては途中でやめると薬剤耐性菌を生み出してしまう場合もあります。お薬は必ず飲み切るようにしましょう。

薬の服用のことで迷ったら、ご自分で判断せず、必ず医師もしくは薬剤師にご相談ください。

お薬は正しく保管・管理をすることが重要です

湿気や高温、日光を避けて保管しましょう

お薬は湿気や熱、光によって影響を受け、変質してしまう場合があります。そのため、直射日光が当たらず、高温・多湿にならない場所に保管することが大切です。冷蔵庫で保管するように指示されたお薬は、凍らせないように注意しましょう。

使用期限を過ぎた市販薬は捨てましょう

市販薬で有効期限を過ぎた古いものは、未開封であっても使用せずに捨てましょう。また処方薬で飲み残しがある場合は薬局にご相談ください。

保管場所や保管容器には気を付けましょう

誤って使用しないよう、食品や農薬、殺虫剤等と一緒に保管しないようにしましょう。また他の容器に移し替えて保管しないようにしましょう。

お子様の手の届かないところに保管しましょう

お子様の誤飲を防ぐために、薬はお子様の手が届かないところに保管しましょう。お薬を飲んだ後、しまい忘れて出しっぱなしにしないようご注意ください。

お子さまが誤飲してしまったら

お子様の誤飲事故のうち医薬品・医薬部外品によるものが、14.4%にのぼると報告されています。万が一、誤飲してしまった場合は、お子様の状態や飲んだ薬の名称、飲んだ量をご確認のうえ、直ちに専門の相談機関に連絡し、必要に応じて医療機関を受診するか救急車を呼ぶようにしてください。

くさの薬局
〒814-0103
福岡県福岡市城南区鳥飼5丁目5番6号
TEL/FAX
092-851-4585
夜間、緊急連絡先
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代表取締役
草野 仁
最寄駅
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休日
日曜、祝日、他

※木曜日と土曜日は16時まで開局しています。お間違いのないようご注意ください。

駐車場マップ

患者さま用駐車場は、
1台分あります。

尚、駐車場内での事故、盗難等に関しては
責任を負いかねますのでご注意ください。